糖化とは・・異常な老化へのスイッチ
水素吸入、小顔、なでしこさぷりの取扱サロンBeautieの中津です。
『糖化』という言葉を耳にしたことがあると思います。
アンチエイジングについて調べるとこの糖化という言葉が出てくるのではないでしょうか?
糖化とは・・・
身体の中でタンパク質と余分な糖質が結びつきタンパク質が変性、劣化をして終末糖化産物
という名の強力な老化促進物質を生成する反応のことで「タンパク糖化」とも言います。
この終末糖化産物は体内で分解されにくく、蓄積することで皮膚老化や動脈硬化、高血圧、
糖尿病合併症、骨粗鬆症など様々な病気の温床になると言われています。
分かりやすくいうと、「体を異常な老化へと進ませるスイッチ」です。
タンパク糖化による影響
3時のおやつにケーキ、スナック菓子、飲酒など日々糖質を摂る機会が多い現代人。
糖質の過剰摂取に加えて睡眠不足や運動不足、タバコなどが加わると正常な老化に加え、
異常な老化が加えられます。
その結果、見た目や体の中が実年齢よりも早く老化が進行することになります。
この原因となるのが酸化よりも激しい反応である「タンパク糖化」です。
糖化反応により生まれる終末糖化産物が、真皮のコラーゲンに蓄積すると、
肌の弾力が失われたるみ、シワ、肌のくすみに発展します。
血管に蓄積すれば動脈硬化、骨であれば骨粗鬆症とあらゆる場面に影響を与えます。
糖化は極端に早く「老ける人」を作ってしまうのです。
タンパク糖化のシミは体の中から出てくるものです。
年をとって大きなシミとなって出てきます。
また、紫外線は皮膚の終末糖化産物の生成を促進してシワやシミを作っていると
考えられています。
そして糖化によってできたシミは消えにくいのです。
タンパク糖化を減らすためには、普段から糖化を促進する習慣を避けることが大事です。
・糖化を引き起こす糖質や炭水化物の量を減らすこと
・アルコールの飲みすぎには注意
・喫煙を控える
・適度な運動をする
こういった習慣が抗糖化につながります。
鏡を見るのが楽しくなるようなきらきらフェイスでいるためにも普段から意識したいところです。
アルギニンはタンパク質の糖化を妨ぎます
タンパク糖化のタンパク質と糖が結びつくのを切る役目をするのがアルギニンです。
この糖化の抑制に働いてくれるものが一酸化窒素です。
アルギニンは体内で一酸化窒素を合成する際の材料となります。
アルギニンは、私たちの体の中でいろいろな重要な働きをしています。
健康を維持し、生活習慣病などの病気になるのを防ぎ、外敵(病原菌など)やガンから
体を守り老化を防ぎます。
最近の日本人における生活習慣病の増加は、生活の欧米化やストレス社会のために生活習慣の
乱れなど有害環境因子の影響が大きくなったことが挙げられます。
そのため、健康を維持するために体内でアルギニンの需要が増し、アルギニンの働きが妨げ
られることにより、結果的に体内でアルギニンが不足したことが原因の一つだという可能性が
あります。
一酸化窒素は、アルギニンが体の中で一酸化窒素合成酵素の働きで変化して生成されます。
血管を広げ、血液が固まるのを防ぎ、血管が悪くなるのを防いだりして、血圧が高くなるのを防ぎ、
血液がスムーズに流れるようにし、血管が硬くなったり詰まったりするのを防ぎます。
そのため、一酸化窒素を増やす働きを持っているアルギニンは、いろいろな生活習慣病や
老化の予防・改善をするのではないかと期待されています。
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